ロゼレムS 睡眠改善薬 7錠入りパッケージ

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市販の睡眠改善薬ロゼレムSの作用機序・臨床試験データ

EFFECTS AND BENEFITS ロゼレムSの作用

ロゼレムSは、体内時計にはたらきかけ、鎮静作用によらない自然な眠りへ導くお薬です。
そのメカニズムを詳しく解説します。

ロゼレムSの効き方
 解説動画

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ロゼレムSが同じように作用を示す
メラトニンとは

夜にメラトニンが分泌され体内時計が睡眠側に切り替わる仕組みと、朝の光を浴びると分泌が止まる仕組みを表した脳内図解

メラトニンは、私たちが本来持っている「自然な眠り」を司る重要な物質です。夜になり暗くなると松果体から分泌され、体内時計にはたらきかけて、体を睡眠モードへと切り替える役割を担っています。
朝にかけて分泌は減っていき、太陽の光を浴びて体内時計がリセットされることで、約14~16時間後(夜)に再び分泌される仕組みです。

しかし加齢やストレス、不規則な生活習慣によってメラトニンの分泌量が減ったり、体内時計のリズムが乱れたりすると、睡眠と覚醒のバランスが崩れ、寝つきが悪くなる・夜中に目が覚めるといった不眠の症状につながることがあります。

ロゼレムSは、この「メラトニン」に注目して開発されました。ロゼレムSの有効成分ラメルテオンは、このメラトニン受容体(MT1・MT2)に選択的に作用し、脳内でメラトニンと同じように作用することで、乱れた睡眠と覚醒のバランスを整え、自然な眠りへと導くアプローチをとっています。

睡眠の仕組みと
薬のはたらき

睡眠を構成する3つの仕組み(恒常性調節系・覚醒調整系・体内時計系)の関係図

睡眠には3つの仕組みが関わっており、その仕組みの1つに体内時計が関係しています。これら3つの仕組みと、それぞれに作用するお薬のタイプは以下の通りです。

01

疲れたから眠る仕組み
(恒常性調節系)

目覚めている間に脳に疲れがたまり、脳の活動が低下して眠くなるもので、覚醒していた時間に依存する仕組みといえます。

恒常性調節系に作用するお薬:
GABAA受容体作動薬

脳の活動を抑えて睡眠を優位にするタイプ。
GABAという神経伝達物質のはたらきを促進し、脳を鎮静化させて眠りを誘発します。

02

目覚めている状態を
維持する仕組み
(覚醒調整系)

目覚めている必要があるときに、脳の活動状態を保つ仕組みです。

覚醒調整系に作用するお薬:
オレキシン受容体拮抗薬
・抗ヒスタミン薬

脳の覚醒状態を保とうとするオレキシンやヒスタミンといった物質のはたらきを抑えて、覚醒を抑えるタイプ。

03

体を休息状態・
活動状態にする仕組み
(体内時計系)

体内時計により、夜になると体を休息状態に切り替えて、自然に眠くなる仕組みです。

体内時計系に作用するお薬:
メラトニン受容体作動薬

脳内でメラトニンと同じように作用して、睡眠と覚醒を司る体内時計にはたらきかけ、睡眠と覚醒のバランスを睡眠側に傾けることによって眠りへ導くタイプ。ロゼレムSはこのタイプに該当します。

※GABAA受容体作動薬、オレキシン受容体拮抗薬は、処方箋なしで購入できるOTC医薬品にはありません。

睡眠と覚醒のバランスを体内時計が支える様子をシーソーで表し、ロゼレムSが睡眠側にはたらきかけるイメージ図

なお、医師から処方される睡眠薬は、不眠症状を改善し、脳の興奮を抑えたり、眠気を促したりすることで、十分な睡眠を得るためのお薬です。一時的な不眠症状には、処方箋なしで購入できるOTCの睡眠改善薬という選択肢もあります。

このように睡眠薬のアプローチは、脳の活動を鎮めたり、覚醒を抑えたりとさまざまです。お薬の種類によっては、使用の際に少し注意が必要な側面も持ち合わせています。

ロゼレムSの作用機序

ロゼレムSの有効成分ラメルテオンが脳内のメラトニン受容体(MT1・MT2)に選択的に作用する仕組みを示した図

ロゼレムSの有効成分ラメルテオンは、脳内のメラトニン受容体(MT1・MT2に対し、選択的に作用することで、脳内でメラトニンと同様の作用を示します。そのため、本来自分が持つ睡眠と覚醒のリズムを取り戻し、自然な眠りに導くことが期待できます。

※メラトニン受容体:メラトニンと結合することで活性化状態となるタンパク質。脳内に存在するMT1・MT2受容体が睡眠に関与することが分かっている。

臨床試験データ

※以下は医療用医薬品ロゼレムの承認申請時の添付資料です。ラメルテオン8mg製剤を用いたデータを示しています。

目的・対象 健康成人を対象とした一過性不眠モデルにおけるロゼレムの有効性・安全性の検討(海外)
※医療用医薬品ロゼレム錠8mg
試験デザイン 第Ⅲ相無作為化二重盲検プラセボ対照多施設共同試験
例数 プラセボ群 : 97例
ラメルテオン8mg群 : 98例
投与方法 ラメルテオン又はプラセボを就寝30分前に経口投与(単回)

ラメルテオン8mg投与による一過性不眠モデルでの睡眠潜時短縮効果を示す臨床試験データのグラフ

健康成人における第一夜効果(不慣れな環境である睡眠検査室に初めて入ることで生じる不眠状態)を利用した一過性不眠モデルにおいて、ラメルテオン8mg群投与は睡眠潜時を短縮した。

安全性

有害事象

有害事象の発現率はプラセボ群で12.4%(97例中12例)、ラメルテオン8mg群で13.3%(98例中13例)であった。主な有害事象は傾眠であり、プラセボ群、ラメルテオン8mg群でそれぞれ被験者の2.1%、3.1%に認められた。

重篤な有害事象

本試験では死亡及び重篤な有害事象は認められなかった。

体内時計を整えて、
自然な眠りへ。

ロゼレムS 睡眠改善薬 7錠入りパッケージ

要指導医薬品
一時的な不眠の次の症状の緩和:寝つきが悪い

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